第4章 コラム
お父さんのお小遣いの額を増やしましょう!!
昨年の夏に私の元にあるニュースが届きました。(2011年7月現在)
お父さんのひと月のお小遣い額がバブル崩壊後 過去最低を記録したとのことです。
その額は平均36,500円 既婚者の方の平均は30,800円です。(私も月30,000円です)
ちなみにピーク時はバブル期で平均76,000円です。
ピーク時の半分以下になっています。
家計の固定費を削るときには必ずこのお父さんのお小遣いを削ることが検討されます(笑)
家計の主導権を持っている奥様方に伝えたいと思います。 もうこれ以上お父さんのお小遣いを削らないでください!!
もうこれ以上は限界です。これ以上削ってしまったら、
世の中のお父さん達は楽しみがなくなってしまいます。
そこで私からのお願いです。
お父さん達のお小遣いを減らさない代わりに家計に参加させて
お小遣いを増やして上げて下さい。
住宅ローンや税金など固定費を削るだけで、
貯金は増えていきます。
その分を家計に協力してくれたお父さんに還元してあげて欲しいのです。
お父さん達もあと2万円お小遣いが増えるのだったら、喜んで協力してくれると思います。
第4章の中で潜在貯蓄という言葉が出てきましたが、私が考える潜在貯蓄を挙げておきたいと思います。
①住宅の見直し(住宅ローンも含む)引っ越しや買い替えを検討してみる
②親との同居など 二世帯住宅も視野に入れて。
③生命保険の見直し 不必要な保険はないか?
④税金の見直し(少しでも良い方法がないか検討する)
⑤水道光熱費の検討(ラクして削れるところはないか?)
⑥通信費の削減 自分にあったプランの設定。不要なアプリの削減など。
⑦年会費ものの見直し(スポーツクラブの会員やカードの会員の見直し)
⑧車やバイクの所有は必要か。駐車場の金額(少し遠い所でも安い所を探すなど)
⑨子供の教育費 聖域になっている事が多い。不必要な部分はないか?
などが挙げられます。他にも細かい所を挙げればいっぱいあると思います。
探して実行するのはこの本を読んでいる読者の皆さんの仕事です。
家庭によっては物凄い潜在貯蓄もあるかも知れません。
(クルーザーを所有していて、係留代が月2万円かかっているとか)
それをこの本を読んでいる読者の皆さんには掘り起こしてもらえればと
思っております。
潜在貯蓄を夫婦で掘り起こし、その分をお父さんに還元してもらえれば
著者としては嬉しい限りです。
是非ご検討下さい。