社会保険労務士試験の直前期の勉強方法 最後はテキストの読み込みが合格を決める!

節約アドバイザー、社会保険労務士試験合格者のヨースケ城山です。そろそろ今年の社会保険労務士試験も直前期となりました。私は無職の状態で勉強だけに集中できた状況なので皆さんの参考になるかわかりませんが受験生を応援させて頂きます。

 

7月、8月は直前期ですよね。各資格学校からは横断まとめテキスト、法改正まとめテキスト、労働経済・厚生労働白書まとめなどが配られた感じですよね。あの労働経済・厚生労働白書なんていつ読めばいいのよ~という位の量があります。ではどう処理したらいいのか?結論としては全部やって下さい。特に法改正まとめテキストは仮想問題集などもありますからそれも
全部出来るようにしてください。

 

この3つの中では①法改正まとめテキスト②横断まとめテキスト③労働経済・厚生労働白書まとめの重要度になります。

①と②は必ずやって下さい。必ず力になります。③に関しては時間があればやって下さい。出来ればやることはお勧めします。

 

これだけやることがあるとこれからは何をやって何をやらないかの選択が必要になります。まずは模試の復習は切り捨てて下さい。

せっかくやった問題ですがそこまで手が回らないと思います。それよりも今までにやった問題の復習の方が大事になります。

 

自分がやった直前期はこんな感じになります。

 

7月中は上記の①②③を中心に行いました。他の余計なことはせずに①②③のみをおこないました。その間は選択式、択一式も一回中止しています。

 

そしていよいよ8月に突入です。試験は8月の第4週の日曜日ですから4つのブロックに分けました。

 

①択一式週間A
②択一式週間B
③選択式週間
④テキスト読み込み期間
そして本番です。

 

①②はほぼ同じ内容ですが最初の1週間で今までに勉強した過去問、予想問題集を全てやりました①(択一式週刊A)出来た問題はここで最後です。もう2度と問題を見ません。当然出来なかった問題はチェックしておきます。すると全体の3割くらいの問題が出来ていませんでした。それを次の週の②択一式週間Bに回します。②ではその出来なかった問題をもう一回やります。すると3日位でまた1周します。するとまた出来なかった問題があるのでチェックします。それの繰り返しで全部できるようになるまで繰り返します。そして全部出来るようになったら終了です。もう択一式はやりません。この時点であと2週間残っています。

 

③選択式週間に入ったらこれも同じようにまずは全部やります。すると出来ないところが3割位はあります。あとはもうつぶすだけです。
なんどでもなんどでも繰り返してつぶしていきます。そしてこれで選択式は終了です。もう選択式はやりません。これであと1週間残っています。


④テキスト読み込み期間に入ります。あとは全てのテキストを読み込むだけです。最初から最後まで全部読み込みます。実はこれが一番直前期に効果を発揮します。

 

その理由は試験を受けているときにこれは何処に書いてあった問題なのかが本番で浮かんでくるのです。さすがに何ページまでとは浮かんできませんが真ん中あたり、最初の方、位は浮かんできます。そうすると何の問題なのかがわかります。すると問題を解きやすいのです。


やはり最後は読み込みが大事です。この1週間はただ読むことに集中して過ごしました。これが結果的には非常に良かったです。

 

よく直前期には苦手な所をやると受験本には書いてありますがこの試験はそんな甘い試験ではないです。この科目は得意、この科目は不得意などあった時点でもう終了です。全部得意にしてください。それでも受かる保証はありません。苦手科目を集中してやるようでしたらこの試験の合格は難しいでしょう!!ある試験情報誌に書いてあった社会保険労務士の偏差値は65です。早稲田、慶応クラス並みの偏差値です。

そんな試験なので10科目全部出来るようにしてください。その為にも最後のテキスト読み込みは重要です。最後の最後で実力が伸びるのは過去問ではなくてテキストの読み込みなのです。

 

なぜ最後に私がテキストの読み込みを奨励するのかを説明します。

この試験を突破するポイントは勉強時間でも勉強方法でもありません。勉強するスピードなのです。限られた時間の中でどれだけの問題の正解と知識を定着させるかが一番大事な試験になります。その時に大事なのがスピードなのです。毎日3時間勉強してもほとんど進みません。過去問の一問一答でも3時間かけて100問位出来るかどうか?といった所です。答えまでもしっかり読むと一問2分はかかります。膨大の量の知識を身につけなくては合格することが出来ないのです。

 

その中でも短時間で知識を定着させていかなくてはいけない時に一番手っ取り場合のが読むことです。それも何回も読めれば定着していきます。私がこの試験で一番大事にしたことは何も書かないということです。字を書くという行為に自分で制限をつけました。もちろん問題集をやるときはチェックのペン位は入れますが文字を書き込むことはありませんでした。文字を書いている間に2回同じ所を読んだ方が知識は増えます。


これはマーク式のテストでならどれも同じことだと思います。書く必要はないのですから知識だけで勝負できる。もっと極論すれば暗記すれば合格する試験です。暗記する量が多いので合格しないだけなんです。量が多いのなら工夫が必要ですよね。テキストを読むだけが一番シンプルで各教科で自分のレベルを上げます。これを最後の1週間に持ってきて知識の総復習をしてレベルアップして合格しました。

もちろん会社員で受験という方も多いとは思いますのでこの方法は参考程度にして欲しいのですが、8月の最終月が一番大事なのは間違いないです。

大事なのは

新しいことをやらないこと!!


8月は全て①②だけ、③だけ、④だけと使い分けて試験本番に臨んで欲しいと思っております。参考になれば嬉しいです。がんばれ受験生!あとちょっとで本番です。応援しております。

 

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