変動金利か?固定金利か?またはミックスローンのおかげで片方のローンを完済! (試し読み)4

 雑誌にも本にも、「繰り上げ返済はこんなにお得!」と紹介されています。

 

確かに繰り上げ返済はお得です。払わなくてはいけない利息が減る事になります。

 

私もそう思い、苦しい月の返済を払いながらも、なんとか貯金を100万円貯めました。

 

そこで悩んだのが、2本ある借り入れ金のうち、どちらから返済しようかという事でした。

 

本には元本の高いものから、利息の高いものからなど、優先順位が書いてありましたが、

今回は失敗しないように、ない知恵を絞ってあることを思いつきました。

 

「毎月の支払いが減るように、まずは520万円の年金融資の方を終わらせればいいのでは? そうすれば毎月のローンが23,431円分浮く!」

 

それを信じて、まずは年金融資を先に片付けようと、こちらの繰り上げ返済に集中しました。

 

 妻の節約の甲斐や、子供達もまだ幼く養育費も少ない事もあり、

ローン3年目33歳の時、年金融資の方のローン(520万円)の返済が終了しました。

 

貯めたお金は全て繰り上げ返済へ回したのでほとんど貯金がない状態でした。

 

それでも毎月の支払いが減るというのは嬉しい事で、何だか気持ちに余裕は出て来ました。

また、少ないながら年金融資のほうの払い戻し保証金44,900円が戻ってきました。

 

私の場合は、たまたま公庫の融資の上限が17,400,000円までという事で、

 

年金融資520万円を追加して、ローンは2本組みになりましたが、それが結果的には最悪の事態を防げたのだと思っています。

 

というのも、全ての金融機関ではありませんが、ミックスローンといういくつかのローンを組み合わせる形式があります。

 

名称は、ミックスプラン、ミックスタイプ、と各金融機関によって違いますが、金利のタイプの違うものを組み合わせて、総返済額を抑えるという方法です。

 

私の場合にはたまたま2本立てでしか組めなかった為にミックスローンのような形式になりましたが、最初から計算してやればもっとうまいやり方があったかもしれません。

 

さて、ここでまた少し私のような初心者の方のために金利についてご説明します。金利にはおおきく分けて3つのパターンがあります。

 

1、変動金利型

2、固定期間選択型、

3、全期間固定型

 

の3つです。この3つともメリット、デメリットがあります。

 

1、変動金利

金利が安い。しかし金利上昇リスクと未払い利息発生リスクがある。

 

2、固定期間選択型

金利は安め。また一定期間は金利が上がらない。固定金利期間終了後は変動金利、固定金利選択可能だが、金利上昇リスク、未払い利息発生リスクは続く。

 

3、全期間固定

金利は高めだが、返済額がずっと同じで安心感は有り。返済計画が立てやすい。

 

以上のそれぞれのメリットとデメリットです。なお、ミックスローンなどはうまく組み合わせる事によって金利も安く、安心感も手に入れられます。

 

例えば、2000万円の借り入れなら、1000万円を全期間固定で安心を、1000万円を変動金利型で金利を安く、といった具合にです。

 

そして、これを上手く利用して繰上げ返済も行えば、ローン2本のうちの1本を終わらせる事が出来て楽になります。

 

また、2000万円の借り入れで、1700万円を全期間固定にして、300万円だけ変動で組む、そして繰り上げ返済を年100万円程を変動の300万円の方に繰り上げをして3年間で終わらせてしまう。

 

こうすれば、月々の返済額も減り、なおかつ、安い変動金利のうちに返せるので、その安い変動金利に応じて利息の支払い額を減らす事が出来ます。

 

私が失敗から感じたのは、繰り上げ返済の期間短縮形は総額的に見ればお得ですが、毎月の支払額は減りません

 

確かに、35年のローンが20年後に終わるのが嬉しいのはわかりますが、一口に20年と言っても実際は長いものです。これはローンを組んでみた方にはしみじみわかることだと思います・・・。

 

その20年の間に返済額が減っていく方が、有効的なお金の運用ができると思います。

 

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コメント: 1
  • #1

    sekstelefon (水曜日, 01 11月 2017 02:01)

    kleikować

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